プロが教える! ゴルフ クラブ シャフト伸ばしの方法 クラブDIY

ゴルフ

※アフィリエイト広告を利用しています



今回はプロのゴルフクラブクラフトマンが行う【シャフト伸ばし】の方法をお伝えしようと思います。

手軽なゴルフクラブチューンナップとしてご存知の方も多いかもしれません。

伸ばすなんて邪道なのでは?シャフト交換しなくても飛距離伸びた!等々様々な意見を耳にします。

この記事を最後までお読みいただければ、一般の方でも自分でシャフト伸ばしが出来るようになります!併せてメリット/デメリットが分かりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

技術的な方法を手順に沿って解説していきます。

※ドライバー/カーボンシャフトの場合を例にします。(一番依頼が多い)

1.グリップを外してクリーニング。シャフトエンドの内部の接着する部分をワイヤーブラシ等で綺麗にします。摩擦熱で熱くなるほどブラッシングしないでください。カーボンは熱に弱く、破損の原因になります。2~3秒で十分です。

2.伸ばす部材を用意します。

※おススメは【ピーカブーマーケット】さんから販売されている【シャフト伸ばし延長棒】です。芯が中空アルミで延長部分の外観はカーボンの二重構造になっていて作業性も良く仕上がりもきれいになります。しかも、隙間の調整に使うアルミスペーサーも付いてます!

 

0.5インチ/1.0インチ/2.0インチとランナップされています。

〇お得なまとめ買いセットはこちら〇

0.5インチ3個セット
オリジナル パーツ 【まとめ買いでお得】3個セット 0.5インチ シャフト 伸ばし カーボンシャフト用 シャフト延長 棒 シャフトエクステンダー 1w ドライバー FW フェアウェイウッド チューニングパーツ

1.0インチ3個セット
オリジナル パーツ 【まとめ買いでお得】3個セット 1.0インチ シャフト 伸ばし カーボンシャフト用 シャフト延長 棒 シャフトエクステンダー 1w ドライバー FW フェアウェイウッド チューニングパーツ

2.0インチ2個セット
オリジナル パーツ 【まとめ買いでお得】2個セット 2.0インチ シャフト 伸ばし カーボンシャフト用 シャフト延長 棒 シャフトエクステンダー 1w ドライバー FW フェアウェイウッド チューニングパーツ

安価な樹脂製の物が多く出回っていますが、接着強度や仕上がり太さの問題からあまりおススメではありません。打っているうちに接着が外れてグリップ内部でうねうね動いていたり、グリップ交換でグリップを外すときに一緒に取れてしまったりというのを何度も目撃しています。

3.延長部材の接着部分を紙やすり等でザラします。ザラザラしていた方が接着強度が増しますので粗目(100番以下位)がおススメです。ホームセンターで1枚100円位で手に入ります。

4.接着部分をブレーキパーツクリーナーやシンナーで脱脂します。最後は液残りの確認の意味も込めて乾いた布やティッシュで拭き上げます。

 

5.いよいよ接着です。が、その前に仮組をして部材とシャフトの接着部分の隙間を確認しましょう。隙間が大きいときは、接着強化ビーズを接着剤に混ぜ込みます。それでも足りなそうなときはアルミのスペーサーを噛ませましょう。

6.接着をします。接着剤Y610のA剤とB剤を1:1で混ぜます。(先が細くなっている割り箸を使うと良いです)

※【ピーカブーマーケット】さんから販売されている【Y610接着剤キット】がおススメです。プロのゴルフクラブクラフトマンから信頼の厚い接着剤【Y610】に接着強化ビーズがセットになっていてシャフト伸ばしやシャフト交換にも使える超便利アイテムです。

 

分量は接着部分の面積にもよりますが1.0インチ伸ばす場合で2g:2g/計4gは使うべきだと思います。ケチって作業途中で接着剤が足りなくなったり、少な目で仕上げてしまい強度が足りなくなっては本末転倒です。

シャフトの内側、伸ばし棒、(使う場合はスペーサー表裏)にたっぷり塗りましょう。ケチってはダメですよ。

はみ出した接着剤をシンナーやベンジンをティッシュに染み込ませた物で拭きとって完了です!

7.乾燥させます。気温(室温)20度で6時間を目安に乾燥させてください。※Y610は温度が低いといくら時間が経過してもしっかり硬化しませんので特に冬場は要注意です。

※プロはヒートガン(ドライヤー)で強制乾燥させる事もありますが、一般の方はマネしないでください。先に述べたように、熱を加えすぎるとカーボン破損や接着硬化を通り越して接着の破壊の原因になります。

8.仕上げです。シャフトと延長部分に段差が出来てしまう事もあります。シャフトエンドの直径は様々なんです。

※延長部分がシャフトよりも細い時は、延長部分にグリップ交換に使う両面テープを段差が無くなるまで巻くのがおススメです。ガムテープ(布)や緑色の養生テープで段差を埋めているケースも見かけますがグリップ装着の強度が心配です。

※延長部分がシャフトより太い時は、やすりで太さが合うまで削りましょう。【ピーカブーマーケット】さんの部材を使用すれば延長部分が太すぎるというケースは少ないので、多少太い位なら無視してグリップを装着しても違和感はありませんので大丈夫です。

ドライバーシャフトの場合、【ピーカブーマーケット】さんの延長部材を使えば、太い/細いといってもほんとに少しで済みますので段差を埋める作業はやらなくてもOkです!

以上がシャフト延長の手順になります。いかがでしょうか?1~8の手順をしっかり守ればプロ並みに安全にシャフトを伸ばすことが出来るようになるはずです。

【注意点】 特に接着の工程は安全に関わる事ですので抜けが無いようにしましょう。

シャフトを伸ばすことのメリット・デメリット

メリット

・ヘッドスピードが上がります。

・手元側に延長部材や接着剤の重量が来てカウンターバランスのようになるので、長くなったにも関わらず振りづらさをあまり感じません。

・シャフト交換するよりも遥かにお手頃な金額でシャフトの長尺化が出来ます。工賃3000円前後が一般的。(+グリップ代)

デメリット

・重量が重くなります。1.0インチ伸ばす場合で約8g~10g程度クラブ総重量が重くなります。

・長くした分振りづらくなって飛距離も変わらず方向性が悪くなることがあります。

・しっかり接着されていないと破損の恐れがあります。

上記の通りメリットばかりではありませんが、そもそも論として「長尺クラブが自分に合うか合わないか」を見極める事が重要です。強度に関しては、上記の1~8の手順を守っていただければよほどの事が無い限り大丈夫です。筆者が過去15年のクラフトマン経験で一度も破損の報告を受けたことはありません。

プロだから当たり前と言えば当たり前かもしれませんが100%とは言い切れません。これを読んで自分でやってみよう!と思った一般アマチュアの方はくれぐれも注意して手順を確認して作業にあたって下さい。何か事故があっても全て自己責任となります。

まとめ

クラブの長尺化は飛距離アップにつながる可能性があります。

でもシャフト交換するには結構なお金かかるしなぁ。

シャフト交換やクラブを新調して、飛距離も方向性も変わらなかったら地獄だよな。

そもそも自分が長尺クラブが合うかどうか?分からないし。

そんな時、まずはお手軽な【シャフト伸ばし】をぜひ試してみてください!うまくハマればコスパサイコーなお買い物になるかもしれません。

ラウンド予約は一番お得な楽天で。

泊りでゴルフ。自分へのご褒美。

コメント

タイトルとURLをコピーしました