こんにちは!ごるきち君です。
今回は、こちら いまや、廃番となり入手困難な人気シャフトとなっています。
グラファイトデザイン社 「ツアーAD MJ」 6 S/7 S 1w用のシャフト分析です。
このシマシマ模様を見るだけで、頭の中にドーパミンがじゅわ~っと分泌されて、ベートーベンの楽譜のように音符が頭の中で🎶踊りだす方もいらっしゃるのではないでしょうか
ゴルフ好きなら分かってくれると思います。 僕のゴルフ好きのともだちは、何も買い物がなくてもゴルフショップに何時間も居られるって言いますからね。
ぶっちゃけ「ツアーAD MJ」ってどんなシャフトなの?
ってことですね。
手軽に中古で試そう!
ストロングポイント
多くのアマチュアゴルファーに支持される特性を持ったシャフトです。
ずばり!【走る】【捕まる】 けど!癖は感じない。 強く振っても暴れずにスムーズにインパクトまでしなり戻ってボールをスパーンと飛ばしてくれます。 インパクトでヘッドスピードを上げてくれる飛距離追及系ですね。
手元はしっかりしているのですが、【粘り】【しなやかさ】も兼ね備えていて、ムチのような感じ(ムチを振り回した事はないですが。。)硬すぎて振りづらいなぁ~という感じはありません。
スライサーの右へのミス防止にも! 捕まった良いフェードが打てそうな予感がします。
しなりを感じやすいので、リズムの良いスイング作りにもよいかもしれません。
ネガティブポイント
先端が走りますので、左のミスが出だしたら要注意です。
また、走るがゆえに場合によってはスピン量が増えて飛距離のロスにつながる可能性もこの類のシャフトでは良く見受けられますので、ヘッドとの相性も見極めましょう。
スイングで、【ヘッドを走らせる/フェースを返せる】技術がある方は違う選択肢を考えても良いでしょう。
ある程度しっかり感もありますので、切り返しから振りづらさを感じたら一つフレックスを落とす、重量帯を落とす(6S→5S)事を検討して下さい。
ヘッドスピード(45位)では、7Sですと、ヘッドスピードが2~3落ちてしまいました。 適正重量、適正フレックスの選択が重要ですね。
対象ヘッドスピードは?
6S・・・HS42~45
7 S・・・HS44~47
*スイングタイプにより、当てはまらないケースもあります。
シャフトデータは?
*センターフレックス計による3点剛性値
- 6 S チップ7.09 / センター4.07 / バット6.03
- 7 S チップ7.45 / センター4.31 / バット6.37
*振動数 *シャフト重量 *キックポイント(メーカー表記)
- 6 S 258cpm 62g 中調子
- 7 S 268cpm 71g 中調子
といった感じ。7 Sとなると結構ハードな数値ですね。
*ではでは、ど真ん中 ツアーAD PT 6 S と比較してみましょう。
PT 6 S チップ7.37 / センター3.98 / バット5.78 振動数 258cpm
どうでしょう?!
同じ6 Sで見てみましょう。 MJの方がチップ側が柔らかく、センター同じ位、バット側硬い という事が見て取れます。
PTに比べれば、先が走りそうだな~ってイメージですね。 ここに、多くのアマチュア特にアベレージゴルファーに好まれる秘密があるのかもしれません。
グラファイトデザイン ツアーAD MJ メーカーサイトを見てみよう
シリーズ中最もドロー系で高弾道です。
ドロー系は納得。高弾道の点はあまり実感した事はないですが、低弾道ではない事は確かです。
剛性ゲージ。5点計測。 メーカー表記は中調子。ごるきち君的には先中~先調子と感じていました。
概ね数値の差が小さく癖のない特性がうかがい知れます。
よく見ると、一番手元寄りが少し柔らかい。ダブルキックのような剛性分布になっています しっかりしてるけど【粘り】と【しなやかさ】を兼ね備えている。と感じたのはきっとこのせいですね。
まとめ
2014年モデル。未だに人気で多くのゴルファーに支持されているようです。 当時石川遼君も愛用していました。限定カラーの品石川遼モデルも発売されました。
遼くんサイン
多くのアベレージゴルファーが抱える欠点を補ってくれる典型的なシャフト特性と言っていいでしょう。 飛距離不足、スライスに悩む方、は一度試してみる価値ありです。
中古市場にも品数豊富ですので、中古で複数のフレックス/重量帯を試してみるのも良いですね。 ではでは、今回はここまで。
泊りでゴルフ。最高の贅沢。
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