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ゴルフクラブには【地クラブ】と言われるジャンルがあるのをご存知ですか?
なにその地酒みたいなのは?
そうなんです。ゴルフクラブ界の地酒なんです。
テーラーメイドやブリヂストンなど全世界に向けて大量生産しているメーカーはメジャーブランドといわれ、皆さんも良くご存知だと思います。
対して地クラブは、日本の地方で小規模ながら質の高いクラブ造りを行っているメーカーの事を指します。ヘッドメーカー・シャフトメーカーとそれぞれ専業として経営されています。
宣伝広告ほとんどなし、営業活動ほとんどなし、クラブの実力で勝負している職人気質の集団です。
また、大手メーカーの下請け工場の役割を担っている事もあり、
〇〇プロが使っているクラブはあそこの地クラブ工場で作ってる。という情報が出回りメジャーブランドのクラブが大人気になったりする事もしばしばです。
あとちょっと飛距離が、、
あとちょっと打感が、、
というメジャーメーカー品では手の届かない所に手を届かせてくれる物として一部の層に熱狂的な支持を受けています。
【ハマったら抜け出せない沼】とゴルフフリークの間で囁かれる地クラブ。
その魅力をもっと掘り下げていきましょう。
地クラブのメリット
- とにかく性能重視の設計(ルールギリギリや耐久性ギリギリの所を狙った設計・コスト度外視)で、特にドライバーは飛距離性能を前面に押し出しています。アイアンは軟鉄鍛造で、【とにかく柔らかい打感】や【かぶっていない顔】など、それぞれ特色を出しています。
- 地シャフトメーカーは高級素材を贅沢に使い、スイングのエネルギーを逃さずボールに伝える/曲がりが少ないワンランク上の品質です。
- 品質管理が丁寧です。ロフト管理(リアルロフト)や重量管理がしっかりしていて一つ一つの個体でスペックが分かるようになっています。
- 細かなスペックを指定する事が出来ます。あえて、製造のばらつきを最大限に利用して、0.25刻みでロフトを得選べたり、【フェースアングル】や好みの【顔】の個体を選べるサービスを提供しているメーカーも多いです。
- 希少性が高く、他の人と被ることが少ないです。Only Oneでありたいというゴルファーの所有感を満たしてくれます。
- 細かなスペックを自分好みに合わせてクラブをオーダーメイドできますので、スイングやフィーリングとマッチすると凄い性能を発揮します。
地クラブのデメリット
- 販売価格が高く、値引きもほぼありません。
- 生産数が少なくまた取り扱い店舗も少なく入手しづらいです。
- 性能重視なあまりに耐久性に弱い所があります。フェースが割れたり、シャフトが折れたりする確率は大手メーカー品に比べると高いです。万が一に備えて個人でのクラブの破損に対応できるゴルフ保険の加入は必須です。車で例えるとレーシングカーの様な物です。
- そのクラブなに?と言われる説明するのが手間です。宣伝広告は圧倒的に少ないので当然知っている人も少ないです。希少性の高いブランドを所有している喜びでもありますが、多くの人はブランド志向で、知らないブランド=貧相な物と捉えられてしまう事もあります。
- 合わないととことん合いません。オーダーメイドではあるものの、【あなただけにしか合わない】という尖った性格のクラブになりますので、その見立てを誤ってしまうと高いお金を払って全く合わないクラブを購入してしう事になりかねませんので、購入時は、エキスパートがいるお店選びや試打を十分に重ねることを強くおススメします。
どこで買える?
取り扱い店は、ゴルフ工房・プロショップと言われる個人店がほとんどになります。
一部楽天市場等でのネットショップ販売がOKなブランドもあります。各メーカーの販売方針によります。ポイントが貯まる使えるで一番お得な楽天市場に多く出品されています。
また地クラブメーカーは取り扱い店舗の【エリア制】を敷いている事が多く、A店では扱っているが、お隣のB店では扱っていないというケースも多々あります。
希少価値やブランドイメージを守る為、大手量販店や安売りのお店には置いていません。
失敗しない地クラブ購入方法
・お店選び/クラフトマン選びが重要です。経験が豊富で、フィッティング能力が高くないとなかなかフィットするクラブを作るのは難しいものです。お互い信頼できて一緒に良いクラブをじっくり探していけるようなお店を選びましょう。
またある程度のクラブの知識を勉強して行く事も大切です。なにも分からずに信頼関係もないまま言われるがままの状態だと、利益率の高いものや在庫が余ってる物をあてがわれてしまう事もあります。
・メーカーの得意分野を見極めましょう。
冒頭で【ヘッドメーカー・シャフトメーカー それぞれ専業】と書きましたが、
ヘッドメーカーがシャフトを
シャフトメーカーがヘッドを
販売している事もあります。同一ブランドで14本のクラブをセッティングしたいという気持ちは当然湧いてくるものですが、メーカーには得意分野があり、専門外の分野は他社や海外工場のOEMというケースが多いので、14本のクラブがメーカーバラバラになっても仕方ないというマインドを持って本当に良い物を選んでください。
・人気やブランド、見た目に惑わされないでください。高価な物です。まずは本当に自分に合ったものを性能重視で選びましょう。最終的な候補がいくつか出てくると思います。それからでも良いのではないでしょうか。
・クラフトマンのアドバイスにしっかり耳を傾けましょう。良いお店/クラフトマンに出会えたら、とりあえず自分の先入観は捨てて、プロの意見を受け入れて自分の考えと照らし合わせて下さい。
来店するなり、このヘッドとこのシャフトが欲しいんだ。いくら?
となると、その殆どは失敗に終わるでしょう。
・候補が絞られてきたら試打を重ねて下さい。店内の鳥かごではなく、広い練習場で弾道の落ち際まで見える所がおススメです。試打クラブを借りてラウンドが出来ればBESTですね。
店内に限られてしまう場合は、弾道測定器での測定は必須です。(トラックマンやGC2/クワッド)ラウンドしているつもりで、本気で試打してくださいね。
※何十発も打ち続けるのはNGです。合わないクラブでも続けて打つうちに合ってるような錯覚に陥ってしまいます。
・価格で妥協しないでください。せっかく選びに選んでいざ見積りを目にしたときにびっくりする事もあるかと思います。それぐらいメジャーブランドのクラブよりも高価なのが地クラブです。ここで第二候補・第三候補と妥協して、メジャーブランドの安いクラブと変わらない結果になってしまっては本末転倒です。
地クラブメーカー紹介
品質や会社の体制がしっかりしていて安心しておススメできる地クラブメーカーをご紹介します。
※筆者の知る限りです。順不同。
ヘッドメーカー
三浦技研 https://www.miuragiken.com/
ZODIA https://www.zodia.biz/
JGE https://www.jbeam.co.jp/index.html
マスダゴルフ https://masdagolf.com/
カムイプロ http://kamuipro.co.jp/
ミステリー http://www.mystery-jp.com/
BALD https://evangelist-japan.co.jp/
グランプリ https://gp-golf.com/
ロマロ https://www.romaro-sports.com/
シャフトメーカー
コンポジットテクノ https://compo-t.com/
ワクチンコンポ https://gravitygolf.jp/
クレイジー https://www.crazy-shaft.com/
TRPX https://www.trpx.jp/
バシレウス http://www.basileus.co.jp/
シンカグラファイト https://www.syncagraphite.co.jp/
ARCH https://www.arch-golf.com/
地クラブ まとめ
地クラブにどんな印象を持ったでしょうか?
なかなか上達しなくて悩んでいたり、14本の中の特定のクラブだけいつも上手くいかななんてお悩みがありましたら、ぜひ地クラブの世界に目を向けてみてはいかがでしょうか?
工房さんとのお付き合いのきっかけにもなります。新たな、そしてディープなゴルフライフの始まりになり、ますますゴルフが楽しくなるかもしれません!
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