今回の記事では、ごるきちくんの25年のゴルフ歴と15年のゴルフプロショップ経験から厳選した
【2023 おすすめゴルフグリップ ランキング 10選】を大公開していきます。
最後には、グリップの選び方も伝授しますので是非参考になさって下さい。
個人の好みや太さ/重量に左右されるグリップ選びですが、今回は単純に総合的な性能と多少のごるきちくんの好みを織り交ぜたランキングになっております。予めご了承下さい。
リクエストがあれば、太めグリップランキングやレディースランキング等々もやりたいと思っています。
厳選!ゴルフグリップランキング10位~1位
10位 HFP VD2
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運動化学研究所が開発したHFP VD 2グリップ。
ボールの捕まりを科学で解明した。振動をコントロールする事でヘッドスピードが向上する。
何のこっちゃという感じですが、使った時は驚きました!シャフトの性能が向上したんです。安価なシャフトがまるで高級シャフトを振ってるような感覚に襲われたのです!!!
圧高周波加工とバックラインの部分に内蔵されたピアノ線が振動をコントロール。
「百聞は一見にしかず」とはこのグリップの事。ぜひ一度試してみてください。
バックライン有しかない(ピアノ線内蔵の関係)のと3000円税別と安くはない価格で素材がラバーの為定期的に交換が必要な事が難点。
〇本体カラー:三色(ブルー・レッド・ブラック)
〇ヘッドスピード別に2種類から選択 エンドキャップの色(レッド・シルバー)で区別
詳しくはこちらを→http://www.forebes.co.jp/UKK.html 販売代理店ページです。
9位 ゴルフプライド MCCシリーズ
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グリップの老舗がランクインゴルフプライド MCCシリーズ
特に男子ツアープロ・ハードヒッター・手汗が多めの方・競技系ゴルファー(雨でもプレイ)の使用率が高いグリップです。
エンド側がコード入り/先端側がラバーという画期的なデュアル構造と当時目新しいカラーリングで一気に人気を獲得し2023年に至っています。
先端側も太い【プラス4】シリーズやバックラインを強調した【アライン】シリーズもあり
また、カラーリングも豊富でファンの心を掴んでいます。
グリップのネジレがが少なく、ハードヒッターに好まれる傾向があります。
逆に硬く感じる/ラバーで劣化がやや早めという部分で好みが分かれるところ。
詳しくはこちらを⇒https://www.fawick.co.jp/gp/products/mcc_series/ メーカーページです。
8位 STM M3
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STM M3 特筆すべきはそのコストパフォーマンスの高さです。
M-3は「異硬度2層構造」をS-1シリーズから受け継ぎねじれが軽減されスイング中の安心感をもたらしてくれます。
市場価格1500円前後(参考)ながら、ねじれに強い2層構造・滑りにくい表面構造(あえてザラザラにしている/表裏で異なるパターン)と2000円越えのグリップと遜色ないパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
カラーが少なくなってしまったのが残念。また握り心地が硬く感じる・ちょっと太く感じる方はM1/M2等々を検討されるのも良し。
詳しくはこちらを⇒https://www.stmgolf.com/product/m-series メーカーページです。
7位 エリート Y360° air
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「軽くソフトに」のキャッチコピーのとおり、グリップ重量40g/NONK510という特殊素材で360°シームレス成形のエリート Y360°air
仕上がりはやや細めで、手の小さい方やレディース・シニア、クラブ重量を軽くしたい方におススメです。
しっとりとした握り心地と表面の【Y】次パターンでしっかりグリップ。水分を拭き取るスピードが段違いです。
5色の鮮やかなカラーリングラインナップでテンションがあがります。
反面、どうしても汚れが気になりますのでマメなクリーニングが必須です。
詳しくはこちらを⇒http://www.elitegrips.com/grips/yseries.html#air メーカーページです。
6位 LADAR ラダー
独自製法が際立つ【角溝】が強いグリップ力を発揮してくれます。エッヂが立っている為、溝がグローブや手のひらに引っ掛かる感触。しかも握り心地はしっとりソフト。
角溝は製造が難しく、改良改善を繰り返す日本の職人気質。この溝には熟練技術者の思いが詰まっているそうです。
表面と背面で溝のパターンを変えてグリップ力を最大化。ブランドロゴは裏面になる設計で目線に配慮。等々、様々な工夫が随所に見られます。
幅広い層のゴルファーに受け入れられそうな扱い易いグリップです。
素材自体は柔らかい為、指の摩擦削れに対する耐久性が少し気になります。
詳しくはこちらを⇒https://www.ladargrip.jp/ メーカーページです。
5位 イオミック I Xx(アイエックス ツー) ~ I Xシリーズ
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IXxアイエックスツー 読み方に一瞬とまどいます。左手部分(エンド側)の独特なパターンがもたらす強烈なグリップ力と先端寄りのソフトな部分の2パターン構造になっています。
人気のゴルフプライドMCCのハーフコードテクノロジーを、コード無しエラストマー(樹脂)のしっとりとした握り心地で実現したようなグリップです。
また、LTC機能が搭載され(捻じれない硬めのラバーキャップ内蔵)、特に力が入る左手部分(エンド側)の【ネジレ】をコントロールして方向性の向上に貢献しています。
カラーリングも豊富で選ぶ楽しみも!
同シリーズでI X(アイエックス)・I Xxx(アイエックス スリー)があり、握り心地やネジレの度合いが違うので、好みで選んでOkです。
ザラザラとした表面が強力なグリップ力を生み出しますが、握ると「痛い」と感じる方もいるのが残念。
詳しくはこちらを⇒http://iomic.com/pro/wood_iron/ix/ メーカーページです。
4位 ゴルフプライド ツアーベルベット360
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このグリップをランク外にすることは出来ません。ツアーベルベット360
元祖グリップ【ゴルフプライドベルベットラバー】のあの感触から離れる事が出来ないという方も多いと思います。ベルベット360はそのコンセプトを受け継ぎ、現代の可変スリーブ式クラブに対応して生み出されたグリップです。
以下メーカーページ引用です。
「世界中で愛用されているツアーベルベットラバーの性能を残しながら可変式クラブに対応。可変式ドライバーやフェアウェイウッド、ハイブリッドクラブ向けにデザインされました。ツアーベルベットのポピュラーな外観とスリップ防止表面パターンが360度全体に盛り込まれているのが特徴です。また、両端にはダブルダッシュのリングがあり、シャフトの向きや角度を問わず、統一感のある外観が保たれています。」
エラストマー系(樹脂)素材のグリップが全盛の昨今ですが、ベルベット360はラバー素材ながら、根強いファンをガッチリ掴んでいますね。
ラバー素材の為、グリップ力はエラストマー系に若干劣るのと劣化するのがやや早いので早めの交換が必要。
詳しくはこちらを⇒https://www.fawick.co.jp/gp/products/tourvelvet/tourvelvet_rubber_360/474/
メーカーページです。
3位 パーフェクトプロ Xホールドコード
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見事第三位にランクインしました。パーフェクトプロ Xホールドコード
コードグリップってなんか硬くてカサカサするというイメージを払拭してくれたグリップが
【Xホールドコード】です。
しっとりとしたエラストマー(樹脂)素材にコードの融合でソフトな中にもしっかり感のある握り心地を実現しています。
カラーリングも鮮やかなものからブラックまで9色のラインナップ/バックライン有・無から選択できます。
パーフェクトプロのコード入りシリーズは他にもXホールドハーフコードやXラインCCコード等々違うも豊富で、握り心地やカラーリングの好みで選んでOK。どれも高いレベルの品質で自信をもってオススメできます!
フルコードグリップは、グリップ装着時グリップの入り口が硬くシャフトへの挿入に少しコツが必要です。腕の良いショップを選びましょう。自分でやったりすると、失敗したりネジレて入ってしまう可能性が大です。
詳しくはこちらを⇒https://perfectpro.jp/portfolio-item/products-x_hold_cord/ メーカーページです。
2位 STM S-1
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第二位!STM S-1
おしゃれな星のデザインが圧倒的な所有感を与えてくれます!またデザイン面だけでなくグリップの機能としても重要な役割を果たしています。
〇異硬度2層構造を採用。デザインと機能性の両立を可能にしています。 以下メーカーページ引用
ねじれにくく滑りにくい、そしてフィット感のある仕上がりになりました。
エラストマー樹脂なので水に強く、雨や汗で濡れても拭くだけで元のパフォーマンスを発揮します。
【内側:硬質樹脂】
内側を硬くすることでインパクト時のねじれを軽減します。
399個の星型土台は滑りの軽減にも効果的です。
【外側:軟質樹脂】
グリップの表面をやわらかくすることで、手に吸い付くようなフィット感を実現しました。
〇バリエーション
【S-1】46g±1g
【S-1プロトタイプ】49g±1g
【S-1ライト】43g±1g
重量とカラーリングが分かれていますのでお好みで選んで下さい。レディース向けがあるのもうれしいですね!
機能に比例して価格が高めなのと、エラストマー素材の中では少し劣化が早いので注意が必要です。
詳しくはこちらを⇒https://www.stmgolf.com/product/s-series メーカーページです。
1位 エリートグリップ Y360°XT
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見事一位に輝きました!!エリートグリップ Y360°XT
【エリートグリップY360°XT】
エリートグリップ独自の素材・360°繋ぎ目の無い製法・特殊な表面加工・圧倒的な水分拭き取りスピード・やや太めで安心感のある握り心地
ゴルフグリップとしての要素すべてで高いレベルを実現しています。
全体的にしっかりしてるんだけど、表面だけでなく芯のほうまでふわふわ柔らかいような不思議な感覚です。
エリートは自動車のタイヤの技術をグリップに応用しているメーカーで、エリートグリップ全体的に言える事ではありますが、そのグリップ力は折り紙付きです。
やや太め/寸胴タイプで太く感じてしまう方は、【Y360°SV】【Y360°SVM58】もおススメです。
グリップ装着時の両面テープや溶剤との相性が悪いと使っているうちにだんだん捻じれてしまう事があるので信頼できるショップさんで取り付けてもらいましょう。
詳しくはこちらを⇒http://www.elitegrips.com/grips/yseries.html メーカーページです。
いかがでしたか
へ?!グリップって交換出来るもの? そもそも知らなかった。
クラブ買ってから手放すまで一度も交換しないよ。
なんて方も少なくないのではないでしょうか。
グリップはゴルフのパフォーマンスに影響を与えるのはもちろんオシャレなデザインでテンションがあがって練習やラウンドが楽しくなるなんて二次効果もあったりします。
ぜひこのランキングを参考にしてグリップ選びからもゴルフを楽しんで下さい。
自分にあったグリップの選び方
新品の手に吸い付くグリップと劣化したカサカサのグリップでは飛距離も方向性も違うというデータもあります。手軽にできて、しかも重要なチューニングパーツですので是非グリップに目を向けていただきたいなと思います。
では、グリップの選び方を解説していきます
グリップ選びのポイント
ひとことで言うと【しっくりくるもの】となってしまいますが、ある程度基準がありますので参考になさって下さい!
太さ
基本的には、手の大きさを基準にします。
※右打ち・オーバーラッピンググリップを例にします。
・左手を握ったときに【薬指と親指の土手(腹)】が軽く触れる程度を基本としてください。
・右手は、人差し指と親指で拳銃のトリガーを握ったような形でグリップを包んだ時に(実際に握ったことある方は少ないとは思いますがイメージしてくださいね。笑笑)人差し指と親指が軽く触れるか触れないか程度が基本となります。
素材
・ラバー(天然ゴム)
グリップ発祥期から長らく使用されている素材です。ゴルフを始めた時からこの素材だから、これ以外使えないという方もいます。
・デメリット 経年劣化が早く、使用頻度に関わらず半年~1年での交換が必須です。グリップ力は高くないので滑りが不安な方は異素材への変更を検討しましょう。
・エラストマー
近年主流になりつつある素材です。樹脂系の素材(消しゴムのような)で、グリップ力が高くしっとりした感触なのが特徴です。経年劣化のスピードも遅く長持ちします。
・デメリット 柔らかくグリップ力が高い分、指が擦れる場所等の削れ耐久性に弱くグリップに凹みが出来てるものをよく見かけます。価格もやや高めです。ラバーやコード入りグリップへの変更を検討しましょう。
・コード入り
上記の二つの素材にコード(糸)を編み込んだものです。捻じれに強い/糸の摩擦で濡れても滑りにくい/等のメリットがあります。
手汗が多め・雨でラウンドする・ハードヒッター等々の方の使用率が高いです。
・デメリット 硬く感じる・滑る・シャフトも硬く感じるという症状のある方はラバーやエラストマー素材への変更がおススメです。
バックライン
・バックライン有
裏側に(構えた時の下側)凸状のスジが入っているグリップの事を言います。
グリップを輪切りにしたとすると断面が水滴💧状になっているイメージです。
とがった部分を指先に掛けて握りたい方。握るときの目印にしたい方。握力の弱い方。等々におススメです。
・バックライン無
360°どこにもデコボコの無いグリップです。
グリップを輪切りにしたとすると断面が円〇状になっているイメージです。
フェースを開閉して使いたい方。指先というより手のひらで握る感覚の方。可変スリーブ式のクラブでポジションを変える事が多い方。等々におススメです。
スイングタイプ
グリップはスイングのフィーリングや球筋にも影響があります。
中級~上級者になってくるにつれ、グリップのフィーリングをスイング等のゴルフのパフォーマンスアップ/上達に利用するなんて事もできます。
【一例を挙げておきます】
※最近腕が柔らかく使えない。ヘッドを走らせる感覚が薄れてきた。⇒細めのグリップに交換して繊細な指の感覚を鍛える
※手をこねる癖を直したい。右にも左にも曲がる。⇒太いグリップに交換して手首の動きを抑える。
あくまで例であり、個人の感覚によって千差万別ですので分からない時は腕利きのショップさんや教わっているプロゴルファーに聞いてみて下さい。
まとめ
【自分に合ったグリップ】を見つける事もゴルフ上達の重要な要素です!
また昔と違って様々な種類(素材・カラー)の中から選ぶことができますので気分転換も兼ねてぜひグリップ選びにこだわってみてください。新たなゴルフの世界が開けるかもしれません。
後回しにされがちな【グリップ】ですが、この記事を読んで新しい発見があればうれしいです。
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